乳癌 手術後 リンパ液

乳癌の手術をした後は、ドレーンと言われる管を
装着することが多いようです。
術後は、手術箇所から廃液（リンパ液なども含む）が溜まりやすいので
胸にドレーンと言われる廃液を外に出すための管が
つけられ菅から点滴のような袋へ廃液が溜まる
ような仕組みです。

私の場合は、廃液の排出もそれほど多くなかったからか、
管ではなく注射器の先のようなものを腫瘍を取り除いた
部分にさしておき、そこから出てくる廃液をガーゼで
吸うといった感じでした。

注射器の先のようなものを付けているという感覚も
なく特に痛みは感じませんでした。

手術から数日後には、注射器の先のようなものが
刺さっている場所に注射器で、廃液を抜いてもらいました。
私の場合入院時に1回くらい抜いてもらいました。

人によっては、廃液の排出量が多い場合も
あるようで、胸がパンパンに張ってしまうことも
あるそうです。
これも人それぞれですね。

廃液が溜まる感じは、子どもに母乳を上げるときに
キューっと胸にお乳がたまる感じ。
子どもに母乳を上げた後のように廃液を取り除くと
胸が軽くなりました。

退院時には、注射器の先っぽも外れました。

でも、脇の下に廃液が溜まってしまい、腫れてしまいました。

↑こんな感じ

退院時にわきの下の廃液も抜いてもらいたかったのですが、
「今、廃液を抜くと感染の恐れがある」
として、退院2日後の外来の時に、脇の下の廃液を
注射器で抜いてもらいました。
その後は、脇の下に廃液が溜まることなくなりました。
脇の下に多少の違和感はありますけど・・・

手術直後は、ベッドから起きられない状態でしたけど、
次の日からは、尿管が外れれば自由に動くことができました。
手術をした次の日は、看護婦さんが大きなサイズの
ウエットティシュで体を拭いてくれました。

実は、この大きなサイズのウエットティシュは、有料なのだそう。
でも、今回は、内緒で無料でやってくれました。

入院って本当にお金が必要だと実感。
荷物なしで入院も可能な時代なんです。

お金を出せば何から何まで手に入れることができる。
逆に、お金がないと何も手に入れられないんだな・・・
と思いました。

手術した2日目には、入浴も可能。
でも、胸はぬらさないようにシャワーを浴びます。
下半身と頭を洗うって感じでしたけど、
シャワーを浴びれないところは、タオルで拭きました。

やっぱり、シャワーって毎日浴びたいと実感