乳癌検査カテゴリー3再検査は「癌＝」ではない！
乳癌検診の検査結果は、カテゴリーで表され、
1,000人の人が乳がん検診を受けた場合、そのうち約30人の人が
カテゴリー3以上を指摘され、その約2〜3人が乳癌と
診断されるというデータもあるそうです。
カテゴリー3は、悪性か良性かわからない状態。
いわゆるグレーゾーンってこと。
グレーではあるものの、必ずしも乳がんではない。
基本的には、良性と思われるものの乳がん検査に見落としが
ないようにと疑わしいものがある場合は、検査をするそうですよ。
私の知人は、石灰化カテゴリー3と指摘され再検査しました。
結果、良性と判断されホッとしたそうです。
カテゴリーの表記について
カテゴリー1・・・異常なし・乳癌の疑いなし
カテゴリー2・・・何か所見があるが良性・乳がんの疑いなし
カテゴリー3・・・悪性を否定できない・検査の必要あり
カテゴリー4・・・悪性の疑い・要精密検査を要する
カテゴリー5・・・悪性・要精密検査を要する
乳癌カテゴリー3再検査石灰化ってなに？
乳癌検診では、マンモグラフィという乳房を板で圧迫し、乳房を平らに
伸ばした状態で撮影し、乳房全体を映し出すX線撮影を行います。
石灰化はマンモグラフィで白く写し出されます。
石灰化は、乳腺の中にカルシウムが沈着した状態で
約9割は良性と判断されます。
カテゴリー1や2でも石灰化が発見された場合、
良性と診断されたけど、もしかして？進行すると
癌になるの？と考えてしまいがち。
良性の石灰化が進行してがんになるのではなく
癌が発症して癌が原因で石灰化が起こっているのです。
良性の場合
乳腺の中にカルシウムが沈着している状態
悪性の場合
石灰化そのものはがんでないものの、乳癌初期の場合、
がん細胞が増殖するプロセスで分泌物やがんの壊死で
石灰化ができた状態
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