乳がん 腋窩リンパ節郭清　予後

乳がんで初めに転移するのが
脇の下のリンパ節。

そのため、乳がんの腫瘍を取り除く手術と一緒に
乳房の周りのリンパ節を取り除いて（＝郭清）、
がんの進行状況やがんが全身に転移するのを止める方法として
乳がんの手術をする際にほとんどの方が腋窩リンパ節郭清を行ってきた。

私も、主治医の触診で、少し脇の下が腫れていたので、
腋窩リンパ節郭清をしました。

手術後には、リンパ節には転移してなかったことが
わかってホットしましたけど。
脇の下の違和感があります。

最近では、腋窩リンパ節郭清は手術後の治療方針を決める
ために必要な方法ですが、明らかに大きな転移がある場合以外は
腋窩リンパ節郭清の意味はないんだそうです。

最近では、体に負担のかからない、センチネルリンパ節生検で
腋窩リンパ節の転移の有無がわかるそうですよ。

センチネルリンパ節というのは、がん細胞が最初にたどり着く腋窩リンパ節のこと。
手術前に乳がんの近くに「ラジオアイソトープ」と「（生体用）色素」を局所注射
し、これを目印に、手術中にセンチネルリンパ節を探して取り出すことで
リンパ節にがんが転移していないか調べられるそうです。

私が放射線治療で出会った女性たちも
センチネルリンパ節生検を行い
腋窩リンパ節郭清をしていないと言って
いました。

私の場合は、乳癌の知識が全くなかったので
お医者さんの言われるがままに治療をしました。

でも、知識があったら、腋窩リンパ節郭清について
よくお医者さんと相談したかもしれません。
最近では、身体への負担を軽減するために、
センチネルリンパ節生検を行うところが多くなって
きたそうです。

腋窩リンパ節郭清を行う場合は、主治医の先生と
よく相談して納得したうえで行うことをお勧め！！

場合によっては、センチネルリンパ節生検で
リンパ節の転移がわかる場合もありますから。

センチネルリンパ節生検は体に負担のかからない方法で
リンパ節への転移がわかる方法ですが、人によっては
この方法が使えないひともいます。