乳癌のしこりの特徴とは?しこりがなくても乳がんと分かる場合もある!
乳癌=しこりと思っていませんか?
よく、乳癌のセルフチェックとして乳房にしこりがないか
確かめましょうと言われるくらいですからしこり=乳癌と
思ってしまうのは、仕方のないことかもしれません。
でも、しこりが自分の指で触れるのは、しこりの大きさが5mm以上
なんです。
私の場合も痛みを感じてしこりに気が付いた時は、
約8oくらいの大きさになってなっていたようなので
しこりに気が付くことができた。
乳癌と診断されるのは、しこりのある状態で80%
、しこりのない状態で20%と言われています。
しこりのない状態で発見できるのは検診などで
定期に検診を受けている場合です。
定期検診を毎年受けていた私でさえ、胸の痛みの段階では
乳癌を見つけられずしこりができてから乳癌と診断された
わけですから。
セルフチェックのみで乳癌のしこりを見つけるのは
難しい。
でも、毎日のように自分の乳房を見たり触ったりしていれば
何らかの異変には気づくはずです。
『乳癌のしこりの特徴』
<乳がんのしこりの特徴>
◆石のように硬い
◆指で押しても動かない
◆痛みは感じないことが多い
<良性のしこりの場合>
◆消しゴムのようにやわらかいしこり
◆指で押すとコロコロ動く
乳癌のしこりの特徴はあくまでも参考です。
実際に私は、乳癌初期であったにも関わらず
痛みを感じましたし、指でコロコロ動くから
良性のしこりだと思いこんでしまうこともある。
乳房の異常を感じたら、乳腺科のある病院へ
行ってくださいね。
セルフチェックの方法
※ちいき新聞から画像引用
乳癌には3タイプの種類がある
乳癌のタイプには、非浸潤性乳癌・浸潤性乳癌・パジェット病
の3つのタイプがあります。
非浸潤性乳癌
乳管内にできたガンが周りの組織に広がらずに
とどまっている状態です。
自覚症状はほとんどないのでセルフチェックだけでは
見つけることが難しくほとんどの場合が検診で見つかります。
浸潤性乳癌
非浸潤性乳癌が進行して周囲の組織に広がり始める状態
です。
この段階になると自分でもしこりが確認できるように
なります。
ちなみに私はこの浸潤性乳癌のステージ1でした。
パジェット病
乳頭や乳房などに湿疹やただれができます。
とても珍しい乳がんのタイプで乳がん全体の1〜2%
程度と言われています。
パジェット病は、乳癌の初期症状であり、皮膚病と間違えやすいので
皮膚の治療をしても症状が改善されない場合は
パジェット病を疑ってみるといいかもしれません。
特徴としては、病状が進行していくにしたがって
乳頭が変化して乳輪の境目がはっきりしなくなります。
そして、さらに進行すると乳房全体に湿疹やただれ
が出てきます。
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