ホルモン治療の効果と副作用について
乳癌というのは・・・
女性ホルモンの一つエストロゲンの影響によって
ガン細胞が分裂・増殖します。
エストロゲンが乳がん細胞の中にあるエストロゲン受容体と
結びついてガン細胞の増殖を促進させてしまうんです。
ホルモン治療法は薬を用いてエストロゲンのが受容体と
結合するのを阻止し、ガン細胞の増殖を抑える
働きがあります。
ホルモン治療は、癌治療で用いられる抗がん剤と比較すると、
作用も穏やかで副作用が現れにくいのが特徴。
でも、ホルモン治療法は、ホルモン感受性乳がんに効果的です。
ホルモン治療が可能かどうかは、ガン細胞の中にあるホルモン受容体の
量を調べればわかります。
ホルモン治療法に使われる薬
ホルモン治療法に使われる薬としては、閉経前と
閉経後に使い分けられます。
閉経前
抗エストロゲン薬のタモキシフェン(商品名 ノルバデックス)
LH-RHアゴニスト製剤(注射薬)
閉経後
抗エストロゲン薬タモキシフェン(商品名 ノルバデックス)
アロマターゼ阻害薬アナストロゾール(商品名 アリミデックス)
エキセメスタン(商品名 アロマシン)
レトロゾール(商品名 フェマーラ)
抗エストロゲン薬(注射薬)
ちなみに私が使っていのは抗エストロゲン薬のタモキシフェン(商品名 ノルバデックス)
です。
↑ノルバデックス錠20mg ↑タキシフェン錠20mg
注射もあると主治医の先生に言われました。
1ヶ月に一回の投与でいいので手軽で副作用を
見ると怖い感じがして・・・
私は、毎日1回ののみ薬を投与しています。
ホルモン治療剤での主な副作用
ホルモン治療で薬を飲み始める時に
薬剤師の方から、ホルモン治療で使う薬の
副作用についてお話がありました。
女性ホルモンの分泌を抑える作用があるので
更年期のような症状が出る場合があるということ
でした。
ホルモン治療剤での主な副作用
・ほてり
・のぼせ
・発汗
・頭痛
・肩こり
・気分が落ち込んでイライラする
・不眠
・筋肉痛
・関節のこわばり
・骨密度の低下
など
私の場合は、特に体調の変化もありませんでしたよ。
しいて言えば、昼間に眠たくなるというところでしょうか?
あと、少し、イライラするって感じかな?
ま〜これは、娘の反抗期と重なっているのでそのせいも
あるかもしれないです。